# 手段が目的になった?
今年22本目。
シネマホリックで木村祐一のインタビューを観て興味を持った一本。なかなか時間が取れなかったのだが、ようやく今日観ることができた。
戦後のどさくさにまぎれてニセ札作りにチャレンジしていくようすがテンポ良く描かれている。特に最初拒んでいた賠償美津子がニセ札作りの面白さに引き込まれていくのはいいね。
ただ、出来上がってしまってからはちょっと尻すぼみって感じがする。ニセ札の犯罪は作るのは当然難しいんだけど、それ以上に使うのが難しいと思っている。そのあたりをもう少し深く表現できていればよかったと思うなぁ。
まぁ、監督第一作なので、こんなもんでしょうかね。
@テアトル新宿 18:50~