# ちゃんとした仕事って?
今年47本目。
人の死をテーマにした映画なんだけど、それほど湿っぽくならず、時にはユーモアも交えながら描いているのはさすが。
納棺師という職業は、この映画を観るまでは知らなかった。当然のように世間の見る目は厳しい。友達や妻に「もっとちゃんとした仕事に就いて」といわれるのはつらいと思う。だけど、そう言ってた人たちが、彼の仕事ぶりを見ると考え方がかわっていく。実際、あれだけの仕事を見せられたら、自分もお願いしたいと思ったもんね。
試写会の冒頭で、「是非いろんな人に、いい映画だよって紹介してくださいね」といわれたからじゃないけれど、観て良かった映画だね。こういうのって、邦画じゃないとできないよね。
@丸の内ピカデリー