今年44本目。
まず、沖縄の美しい景色にひかれた。青い海と青い空が自分の家の窓から見えるって、いい環境だなぁ。
妻夫木聡のどんなときにも笑顔を絶やさない優しい兄の演技もよかったが、この映画の魅力ってやっぱり、長澤まさみの演技じゃないだろうか。高校入学から、二十歳までの役をきちんと演じ分けられていたと思う。あとは、小さい兄妹の二人もよかったなぁ。死んだ母親に言われた通りに妹を守るために、台風が来ているなか、妹を探しに行くシーンにはジーンときたよ。
あと、いい人のイメージがある船越英一郎があんな役をするのを始めてみたような気がする。たしかに、登場したときから、ちょっと怪しい雰囲気だったけど…。
監督は、「いま、会いにゆきます」の土井裕泰。泣ける映画ではなく、観終わった後、心があったかくなる映画だった。
@MOVIXさいたま 21:40〜